love*love*love?





















「げーんーいーちーろっw」


「はぬっ///」


「先輩達、ラブラブっすね〜」


「赤也〜わぁかる〜?」


「切原!たるんどるっ!早くコートに戻れ!」


「へーい」


「いいじゃん弦ちゃんっvそんなテレなくてもっ!」






ほんっと私は


弦ちゃん一筋のオンナノコで


弦ちゃんがめっちゃ可愛くて仕方がないのです。


すぐからかわれたりすると(赤也とか


耳まで真っ赤になっちゃうくらいで。




見た目は中3とは思えないけれど


ほんとは超がつく位に可愛い…じゃなくてカッコイイの!






っ///」


「本当のことを言ったまでサっ☆」


「テレてなどいないっ!」


「ハイハイvじゃっ部活頑張れ〜」


「あぁ」


「じゃねっ」






とびっきりの笑顔を


弦ちゃんにプレゼントして


見送ってあげた。




弦ちゃんが部活してるときは


校庭で青春している


サッカー部を眺めたり


テニスコートを囲んでる


女の子たちに混ざって


弦ちゃんに、あたしのあっつ〜ぃ視線を送ってみたり。




そうするとたまに弦ちゃんと目と目がぴったんこ


するときがあるんだけど


やはり赤面してました。




そして今日もいつものように


テニスコートを囲んで


キャーキャー言ってる女の子たちを眺めながら


サッカー部を見に行った。


あたしの超ジマンの彼氏の


弦ちゃん所属のテニス部には


ほど遠いけど、こちらも女の子の姿がチラホラ。




イチバン人気なのは


2年の西野クンで


サワヤカ系だけど人懐っこい感じで。




ま、やっぱ弦ちゃんが


ナンバーワンのオンリーワンだけどね。


だって弦ちゃんはあたしの王子様だもんw







そんな感じでフラフラ歩いてたときのこと。






左の方から、誰かが「あぶないっ!」って叫ぶ声が聞こえた。


あまりの痛さにしゃがみこんじゃったら


左のこめかみらへんに


サッカーボールがヒットしたことが判明。




「大丈夫ですかっ!?」




と声をかけてあたしの前に目線を合わすように


しゃがみこんだのは


ウワサの西野クンで。


遠くで見てたより可愛くて


チャンドッキドキw











「保健室、行きましょうか?」


「あっ!いえっ!大丈夫っす!」


「けど、すっごい赤くなってますし・・・」






いや、あたし、


あなたのファンの女の子達に恨まれちゃいますし。


イジメとかになりそう。


あっ!けどあたしには


弦ちゃんがいるんだけどねっv






「やっぱり、先生に診てもらったほうがいいっすよ!」


「あっいえいえ・・・大丈夫っす!!!」























・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・











あれ?あたし保健室行くなんて言った?


あたし今、in the 保健室なんですケド。







「よかったですね。大きなケガにならなくて。」


「誰があたしに当てたのサ?」


「あっ・・・当てようとしたつもりは無くてっ」


「あっ。西野クンだったのか。」


「・・・スミマセン。」


「いぇいぇ。」






まぁ、イタかったけれど


別にいいやっ☆


いい暇つぶしになったし。






「じゃ、あたしはこれで。」


「あっ先輩っ!」






あれ・・・今あたしの名前呼びました?






「な、なんで西野クンがあたしの名前知ってるの?」






あたしが西野クンを知ってるのは


そりゃ有名だもん。


何度も言うけど、弦ちゃんには及ばないけどね、









あたしは特別可愛くもなく、


特別勉強が出来るわけでもなく


特別運動が出来るわけでもなく。




ただただ弦ちゃんをひたすら


愛す女の子w


なのに、なぜ、なんで、どうして?









「えっと・・・オレ・・・先輩が好きっす!」


「え・・・えぇぇぇぇぇぇ!!!」


「・・・///」


「あたしっ!?」


「ハイ」


「マヂ?」


「ハイ」


「え〜っ!?」






うひゃっ!チャン告られちゃたよー!


って今、「っ」が抜けてたよねっ!?


そんなヒト、弦ちゃん以外にいたのか!


いや、弦ちゃんに告ったのはあたしか。






返事に困ってるわけではなくて


頭が混乱しっちゃってて。






あたしたち以外、


誰もいなかった保健室。


先生は仕事があるといって、


あたしの手当てをしたら


職員室に戻っていってしまって。






その保健室のドアが


勢いよく開いた。









!」






弦ちゃん登場しちゃいました。






「弦ちゃんっv」


。帰るぞ。」


「ごめん、ちょい待って!」








あたしはこそっと


弦ちゃんに聞こえないように


西野クンの耳のもとで囁いた。









「あたしが好きなのは弦ちゃんだけだから、ゴメンネっ☆」









弦ちゃんは怪訝な顔をしていたけれど


そんなことお構いナシに


弦ちゃんの腕をひっぱって保健室を後にした。









「あっ!なんで弦ちゃんあたしが保健室にいるって分かったの?」


「かっ関係ないだろ」


「あ〜!さてはあたしの事ばっか見てたとか・・・w」


「なぬっ///」


「やっぱ弦ちゃんカワイイーっ!」









今日は今までにないであろう


出来事がおこったけれど


これからも、


ず〜っとず〜っと


弦ちゃんと一緒にいれたらいいなっ♪






























********************

柚月様へ捧げる真田夢。
言えることはただひとつ。

ごめんなさい。

真田サンは初めてだったんですっ(言い訳
なんかオリキャラでてきちゃいましたしっ(滝汗

柚月様、これからも末永く宜しくお願いします><


05/03/01